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会えないこと、老いる事の切なさ。







10年くらい前、ずっと変わらないと思い込んでいた
母の行動が少しずつ変化し始めました。
「もの忘れ」という現象が、日増しに加速していき、
気持ちもざわつき、優しくなれない自分に悩んだ頃がありました。

10年以上が経過し、今はその頃の母との時間が一番の思い出でもあります。
毎日毎日、交換日記のように、
大学ノートに簡単なメッセージを書き合っていました。
そのうち、わたしの一方的なメモになり、そして施設に入ることになり、、、

母との会う時間も会話も「コロナ禍」によって激変し、
今日に至りますが、母は会えない時間、怒ったり、心配したり、
そしてどうでも良くなってきたりを繰り返し、
少しづつ、すこしづつ、子供かえりをし、
わたしや孫を待っている様子です。

コロナ禍は、色々な制限の中、
一番、老人の楽しみを奪ってしまったのかと感じます。

その母の10歳下の妹が、急激に認知が進み、
上記のような母の状態になってまいりました。
叔母との交換日記をはじめました。

会話は大切です。
ふれあいはもっと大事です。
一日も早くコロナが終息して、自由に行き来できる環境になるように
と願い祈っています!!

会えない時間の切なさが、愛を深くすることも事実です。
生きていてくれるだけで幸せだと感じます。
いつかサヨナラする日がきても後悔しないように
離れていても、会えなくても、母を選んで生まれてきた事を
いつも感謝していたいです。

皆様も近くにいらっしゃる方を大切にされてくださいね!!

今日も昨日も「クマさん」は独り言の記事を書いて下さいました。
どうぞお読みくださいませね!!

週末があっと言う間に過ぎました。
心残り・・掃除ができていない・・(笑)

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食養生・健康ワンポイント・よもやま話
色の暗号です。
日本人の感性と色
侘び・寂び(わび・さび)の色
能装束の「雅みやび」に対する
茶道の「わび・さび」
日本人の色彩感覚は世界一だと思います。
平安時代の貴族達の美しい着物の重ねあわせ。
四季折々の食物や花の名前に色の名前が綺麗!!
日本画の「静」の中にある「十二単」のグラデーションの「動」
素敵です!!
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花は咲く






























コメント

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